yaoyoroz8000000’s diary

心理的自給自足

音患い。音嫌悪症-ミソフォニア-とは。

こんばんは。やおよろずです。

一昨日からどうも喉の調子が悪かったので仕事帰り、耳鼻咽喉科に行ってきた。

喉を慢性的にやられてまともに喋れなくなるプロレスラーの人は大変だななどと思いを馳せながら口を開けていると棒をつっこまれていじくり回された。

この時期インフル流行ってるからついでに検査やっとこう!という口車に乗せられました。子供の頃から通ってるけど、この耳鼻科はいささか乱雑である。軽度の症状であれば医者がマウントを取り続けるのだ。

ただよく話を聞いてくれるし、利用患者も少ないのでずっと通っている。待合室にあるボロボロのクレヨンしんちゃん少年アシベにも趣があって良い。そして利用数が少ないので「病院で病気貰う」とかいう本末転倒なことにならずに済むから助かっている。

 

結果としてインフルは陰性で一安心、ついつい食べ過ぎちゃうトローチや依存性が高いと噂の咳止めシロップもゲットすることができ、勇み足で、さあ帰路につこうかと会計を待っているうちに自分の中でここ数年燻る、とある疑問が再燃した。

 

私には特定の音を聞くとそれに呼応するようにマイナスの感情が必ず湧いてくるという ここ数年来の悩みがあった。これらを医師に相談してみると、ほどなく

それは音嫌悪症かもしれないね

という返答があった。?な人は私も医師と一緒に閲覧したWikipediaから引用した以下の概説を一読されたし。

 

ミソフォニア(英語:Misophonia, literally "hatred of sound"[1])あるいは音嫌悪症とは、まれに診断される医学的な障害である。原因は神経学的だと思われ、特定の音に対して否定的な感情(怒り、逃避反応、憎しみ、嫌悪)が起こされる。小さい音も大きい音もある[2]。ミソフォニアの名前はアメリカ人の神経学者Pawel JastreboffとMargaret Jastreboffに作り出され[3]、「selective sound sensitivity syndrome」(選択的音感受性症候群)とも呼ばれる[4]。

(中略)

ミソフォニアを患っている人は最もよくある場合、唇鳴らし、ズルズルの音立て、咳払い、爪切り、そしゃく、飲用、歯磨き、呼吸、鼻のクンクン鳴らし、会話、くしゃみ、あくび、徒歩、ガムをかむことまたはバブルを破裂すること、笑い、いびき、飲み込み、ゴクゴク、げっぷ、義歯のかちっという音、タイピング、咳、鼻歌、口笛, 歌い、ある子音の音や、反復的な音により、怒りの感情が生じる。[12][13]。<発汗、筋肉緊張や高心拍数などの「闘争・逃走反応」の症状が出る。

他に、足あるいはその他の体の一部の反復的な動き、そわそわすることや、横目で観た動きのような視覚刺激に影響を受ける人もいる。

 

引用終わり。

 

これ自分だ、、、となりました。

そのあと医師の個人ノートPCをお借りして、web上でも診断チェック(url失念しました)を行うと、ある程度の"それ"であるという回答結果が返ってきた。

 

唐突ではあるが、以下、私の神経を逆撫でしてやまない音軍の1軍スタメンを発表する。

 

1(遊) 赤ん坊の泣き声
2(中) 隣人の物音、ボソボソとした話し声
3(右) 試験中のペン先と机が当たる音

4(一) 他人の咀嚼音
5(三) ショッピングモールの迷子アナウンス
6(二)子供の咳
7(左)中年女性2人以上の必要以上の会話音
8(捕)プリウスの接近音
9(投)おじさんの大声を出しての欠伸

 

 

以上がざっと思いつく泣く子も黙る(本当に泣く子は黙ってほしい)スーパースター達である。

もちろんこの下にも、一軍半の曲者や代打の神様、層の厚い2軍的がいるのだが、割愛。

 

この病の治療は主に心療内科の射程にあるらしく、耳鼻咽喉科の医師なので詳しく説明できないが「この病は、症状が人によって大きく違い多様性に富んでいるいうのが、共感→結束→認知の流れをせきとめている」とのこと。

 

心療内科というのはハードルが高いので、心療内科に行かずして治していくにはどうしたら良いと思いますか?と質問を投げかけると

「幸福感を高めるセロトニンの体内保有量をあげる」と返事が

馬鹿な私は

「ではセロトニンを増やすのはどうしたら良いですか?」

と再び尋ねると

「薬や認知行動療法でも直接増やせるけど、肝要なのは幸せなことを享受すること、幸福感を感じる生活習慣を積極的に選択し取り入れることだね」と精神論が返ってきたので少し肩の荷が降りたような気がした。

 

私はその帰り道、複雑な気持ちだった。

(ああなんか変なことになっちゃったなあ自分)

(でもまあ気の持ちようで治るなら、まだマシかな)

 

今までだってそうである。多かれ少なかれ色んなシーンで好き嫌いをして生きてきたのだ。

ただ多分嫌いなものを嫌いと言ったり態度には出せないゴミみたいな世の中とカスな自分だから嫌いを受け入れ過ぎてしまったのである。

失った好きをこれから取り戻せば良い。

嫌いな音より好きな音を聞こえる努力をしよう。

そう考えていると不思議と後ろから迫るプリウスの音は私の心を以前ほどは乱さなk

否 乱す!!!やっぱり嫌いだ!!!

 

善処します。

 

私のことが特段お嫌いな方は、上記の音でコンピレーションアルバムを作って送ってみるといいと思います。聴きません。

終わり!

 

締めの言葉、決めたいね。